この第三世代シリーズの Scarlett インターフェイスの開発においては、性能と機能の両方にさらなる改良を加えました。本装置全体のオーディオ仕様をアップグレードしてダイナミックレンジを拡大し、ノイズや歪みをさらに低減し、マイクプリアンプの入力レベルを向上しました。また、重要な強化点は、Focusrite の AIR 機能を搭載したことです。AIR を使用すると、プリアンプの周波数特性を各チャンネルで個々に選択して微修正し、伝統的なトランスフォーマーベース ISA マイクプリアンプの音波特性をモデリングできます。音質の良いマイクで録音すると、ボーカルや多くの音響機器で最も必要とされる重要な中高周波数帯域 (中高音域) の透明性と明瞭性が向上します。
第三世代 Scarlett インターフェイスは、macOS ではクラスコンプライアントです。つまり、接続するだけですぐに使用でき、Mac ユーザーの方であればドライバーをインストールする必要はありません。 第三世代の Scarlett インターフェイスは、Focusrite Control ソフトウェアと互換性があります。このため、ソフトウェアでさまざまなハードウェアの機能の制御、モニターミックスのセットアップおよびルーティングの構成を行うことができます。Mac および Windows プラットフォームのそれぞれに Focusrite Control インストーラーが用意されています。また、Mac には、ドライバーは必要ありません。Windows 版のインストーラーには、ドライバーが含まれています。そのため、どちらの場合にも、Focusrite Control をインストールするだけで、起動して稼動させることができます。
【物理的特性と電気的特性】 ■アナログ入力 1 & 2: コネクタ:XLR コンボタイプ: フロントパネル上の Mic/Line/Inst Mic/Line 切り替え:自動 ライン/楽器切り替え:フロントパネルのスイッチ x 2 または Focusrite Control から選択 Pad:10 dB 減衰、チャネルごとに Focusrite Control から選択 ファンタム電源:入力 1 ~ 4 用の共有 +48 V ファンタム電源スイッチ AIR 機能:チャネルごとに Focusrite Control から選択
■アナログ入力 3 ~ 8: コネクタ:XLR コンボ: リアパネル上の Mic/Line Mic/Line 切り替え:自動 Pad:10 dB 減衰、チャネルごとに Focusrite Control から選択 ファンタム電源:入力 1 ~4 および 5 ~ 8 用の共有 +48 V ファンタム電源スイッチ AIR 機能:チャネルごとに Focusrite Control から選択
■アナログ出力: メイン出力:リアパネル上のバランス 1/4 インチ TRS ジャック x 10 ステレオヘッドフォン出力:フロントパネルの 1/4 インチ TRS ジャック x 2 メインモニター出力レベル調整つまみ:フロントパネル上 ヘッドフォンレベル調整つまみ:フロントパネル上
■その他の入出力: オプティカル I/O:TOSLINK オプティカルコネクター x 4、44.1/48 kHz または88.2/96 kHz で 8 チャンネル S/PDIF I/O:フォノ (RCA) x 2 またはオプティカル I/O (Focusrite Control で選択) ワードクロック出力:BNC コネクタ USB:USB 2.0 Type C コネクタ x 1 MIDI I/O:5 ピン DIN ソケット x 2
■フロントパネルのインジケーター: USB 電源:緑色の LED ファンタム電源:赤色の LED x 2 (チャンネル 1 ~ 4、5 ~ 8 楽器モード:赤色の LED x 2 (チャンネル 1 & 2) AIR モード:黄色の LED x 8 Pad アクティブ:緑色の LED x 8 MIDI データ受信:緑色の LED ロックインジケーター:緑色の LED Talkback アクティブ:緑色の LED ALT スピーカー選択:緑色の LED Monitor DIM および MUTE:黄色の LED (DIM)、赤色の LED (MUTE)
■重量および寸法: 幅 x 奥行 x 高さ:482.6 mm x 46.6 mm (1U) x 259.8 mm 重量:3.195 kg
Scarlett 18i20 3rd Genは、Focusrite プロフェッショナル用コンピューターインターフェイスファミリーの一つで、高品質の Focusrite アナログプリアンプが内蔵されています。本製品の付属ソフトウェアアプリケーションと一緒に使用することで、お使いのコンピューターとの間で高品質の音声の入出力ルーティングを行うためのコンパクトかつ非常に多用途のソリューションを実現できます。また、FocusriteControl を使用して構成すると、その他のタイプのレコーディング機器に対するスタンドアロンのインターフェイスとして Scarlett 18i20 を使用することができます。
この第三世代シリーズの Scarlett インターフェイスの開発においては、性能と機能の両方にさらなる改良を加えました。本装置全体のオーディオ仕様をアップグレードしてダイナミックレンジを拡大し、ノイズや歪みをさらに低減し、マイクプリアンプの入力レベルを向上しました。また、重要な強化点は、Focusrite の AIR 機能を搭載したことです。AIR を使用すると、プリアンプの周波数特性を各チャンネルで個々に選択して微修正し、伝統的なトランスフォーマーベース ISA マイクプリアンプの音波特性をモデリングできます。音質の良いマイクで録音すると、ボーカルや多くの音響機器で最も必要とされる重要な中高周波数帯域 (中高音域) の透明性と明瞭性が向上します。
第三世代 Scarlett インターフェイスは、macOS ではクラスコンプライアントです。つまり、接続するだけですぐに使用でき、Mac ユーザーの方であればドライバーをインストールする必要はありません。
第三世代の Scarlett インターフェイスは、Focusrite Control ソフトウェアと互換性があります。このため、ソフトウェアでさまざまなハードウェアの機能の制御、モニターミックスのセットアップおよびルーティングの構成を行うことができます。Mac および Windows プラットフォームのそれぞれに Focusrite Control インストーラーが用意されています。また、Mac には、ドライバーは必要ありません。Windows 版のインストーラーには、ドライバーが含まれています。そのため、どちらの場合にも、Focusrite Control をインストールするだけで、起動して稼動させることができます。
【特徴】
Scarlett 18i20 オーディオインターフェイスは、合計で 18 の入力と 20 の出力を搭載し、マイクや楽器、ラインレベルの音声信号および ADAT や S/PDIF 形式のデジタルオーディオ信号を Mac OSまたは Windows の対応するバージョンが稼動しているコンピューターに接続するための手段を備えています。第三世代では、オプティカル ADAT ポートで、「デュアル ADAT」動作 (S/MUX II) をサポートし、44.1/48 kHz はもちろん、88.2/96 kHz のサンプルレートで 8 チャンネルのオーディオを実現します。
入力部の信号は、お使いのオーディオレコーディングソフトウェア/デジタルオーディオワークステーション (以下、本ユーザーガイド全体を通して「DAW」といいます) へ最大 24 ビット、192kHz の解像度でルーティングできます。同様に、DAW のモニター出力または録音された出力信号は、本製品の物理出力部に送られるように構成できます。
出力部は、アンプやスピーカー、パワードモニター、ヘッドフォン、オーディオミキサーまたはその他の使用したいアナログ / デジタルオーディオ機器に接続することができます。Scarlett 18i20のすべての入出力は、レコーディングおよび再生の際にお使いの DAW との間で直接ルーティングされますが、固有のニーズに厳密に合わせて DAW 内でルーティングを構成することも可能です。また、付属ソフトウェアアプリケーションの Focusrite Control によって、追加のルーティングおよびモニタリングのオプションのほか、サンプルレートや同期などのハードウェアのグローバル設定の制御機能を利用できます。
第三世代 18i20 で導入された 2 つの全く新しい機能は、Talkback (トークバック) とセカンダリモニタースピーカー切り替えです。Talkback 機能とは、内蔵マイクを使用して、ユーザーが演奏者と彼等のヘッドフォンを通して会話できる機能です。トークバック信号は、それに代わる他のどのような組み合わせの出力にもルーティング可能です。ALT 機能は、二組目のモニターラウドスピーカーを Line Output 3 および 4 に接続し、二組のスピーカーを切り替えて、異なるスピーカーセットに作成したミックスを参照させることができる機能です。両方の機能共、フロントパネルからアクティブ化できますが、Focusrite Control の画面上で構成および選択を行うこともできます。
Scarlett 18i20 のすべての入力は、レコーディングの際に DAW ソフトウェアに直接ルーティングされますが、Focusrite Control を使用することで、これらの信号を機器内で内部的にその出力部へとルーティングすることもできます。これにより、必要に応じて、お使いの DAW に信号が到達する前に、超低レイテンシーで音声信号をモニタリングできます。また、Scarlett 18i20 は、MIDI データの送受信や、他のデジタルオーディオ機器との同期を確保するためのワードクロックの送信に使用するコネクタを装備しています。
■付属品
IEC 主電源ケーブル
USB ケーブル、Type A ~ Type C
ラックイヤーセット (18i20 を 19 インチのラックに取り付けるために使用)
【仕様】
■構成:
入力:18: アナログ (8)、ADAT (8)、S/PDIF (2)
出力:20: アナログ (10)、ADAT (8)、S/PDIF (2)
ミキサー:完全に割り当て可能な 18 イン/10 アウトソフトウェアミキサー (Focusrite Control)
対応サンプルレート:44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz、176.4 kHz、192 kHz
■マイク入力 1 ~ 8:
ダイナミックレンジ:111 dB (A-特性周波数重み付き)
周波数特性:20 Hz ~ 20 kHz ±0.1 dB
THD+N:<0.0012% (最小ゲイン、-1 dBFS 入力、22 Hz/22 kHz バンドパスフィルタ)
ノイズ:EIN -128 dB (A-特性周波数重み付き)
最大入力レベル:+9 dBu (PAD なし)、+16 dBu (PAD 選択)、最小ゲインで測定
ゲインレンジ:56 dB
入力インピーダンス:3 kohm
■ライン入力 1 ~ 8:
ダイナミックレンジ:110.5 dB (A-特性周波数重み付き)
周波数特性:20 Hz ~ 20 kHz ±0.1 dB
THD+N:<0.002% (最小ゲイン、-1 dBFS 入力、22 Hz/22 kHz バンドパスフィルタ)
最大入力レベル:+22 dBu (PAD なし)、+29.5 dBu (PAD 選択)、最小ゲインで測定
ゲインレンジ:56 dB
入力インピーダンス:60 kohm
■楽器入力 1 および 2:
ダイナミックレンジ:110 dB (A-特性周波数重み付き)
周波数特性:20 Hz ~ 20 kHz ±0.1 dB
THD+N:<0.03% (最小ゲイン、-1 dBFS 入力、22 Hz/22 kHz バンドパスフィルタ)
最大入力レベル:+12.5 dBu (PAD なし)、+14 dBu (PAD 選択)、最小ゲインで測定
ゲインレンジ:56 dB
入力インピーダンス:1.5 Mohm
■ライン出力 1 ~ 10:
ダイナミックレンジ:108.5 dB (A-特性周波数重み付き)
最大出力レベル (0 dBFS) +15.5 dBu (バランス)
THD+N:<0.002% (最小ゲイン、-1 dBFS 入力、22 Hz/22 kHz バンドパスフィルタ)
出力インピーダンス:430 ohm
■ヘッドフォン出力:
ダイナミックレンジ:104 dB (A-特性周波数重み付き)
最大出力レベル +7 dBu
THD+N:< 0.002% (+6 dBu で測定、22 Hz/22 kHz バンドパスフィルタ)
出力インピーダンス:< 1 ohm
【物理的特性と電気的特性】
■アナログ入力 1 & 2:
コネクタ:XLR コンボタイプ: フロントパネル上の Mic/Line/Inst
Mic/Line 切り替え:自動
ライン/楽器切り替え:フロントパネルのスイッチ x 2 または Focusrite Control から選択
Pad:10 dB 減衰、チャネルごとに Focusrite Control から選択
ファンタム電源:入力 1 ~ 4 用の共有 +48 V ファンタム電源スイッチ
AIR 機能:チャネルごとに Focusrite Control から選択
■アナログ入力 3 ~ 8:
コネクタ:XLR コンボ: リアパネル上の Mic/Line
Mic/Line 切り替え:自動
Pad:10 dB 減衰、チャネルごとに Focusrite Control から選択
ファンタム電源:入力 1 ~4 および 5 ~ 8 用の共有 +48 V ファンタム電源スイッチ
AIR 機能:チャネルごとに Focusrite Control から選択
■アナログ出力:
メイン出力:リアパネル上のバランス 1/4 インチ TRS ジャック x 10
ステレオヘッドフォン出力:フロントパネルの 1/4 インチ TRS ジャック x 2
メインモニター出力レベル調整つまみ:フロントパネル上
ヘッドフォンレベル調整つまみ:フロントパネル上
■その他の入出力:
オプティカル I/O:TOSLINK オプティカルコネクター x 4、44.1/48 kHz または88.2/96 kHz で 8 チャンネル
S/PDIF I/O:フォノ (RCA) x 2 またはオプティカル I/O (Focusrite Control で選択)
ワードクロック出力:BNC コネクタ
USB:USB 2.0 Type C コネクタ x 1
MIDI I/O:5 ピン DIN ソケット x 2
■フロントパネルのインジケーター:
USB 電源:緑色の LED
ファンタム電源:赤色の LED x 2 (チャンネル 1 ~ 4、5 ~ 8
楽器モード:赤色の LED x 2 (チャンネル 1 & 2)
AIR モード:黄色の LED x 8
Pad アクティブ:緑色の LED x 8
MIDI データ受信:緑色の LED
ロックインジケーター:緑色の LED
Talkback アクティブ:緑色の LED
ALT スピーカー選択:緑色の LED
Monitor DIM および MUTE:黄色の LED (DIM)、赤色の LED (MUTE)
■重量および寸法:
幅 x 奥行 x 高さ:482.6 mm x 46.6 mm (1U) x 259.8 mm
重量:3.195 kg
弊社では在庫商品を本社倉庫(福岡県北九州市)の他、川越倉庫(埼玉県川越市)で保管しております。
発送元が福岡県になっている場合でも、ご注文商品によっては埼玉県からの発送となる場合や複数商品のご注文の場合は、複数の倉庫からの発送となり、複数個口でのお届けとなる場合がございます。予めご了承ください。